兄弟間での土地の相続トラブル

近所のおじいちゃんが亡くなった。おじいちゃんの財産は小さな土地と古い家のみのしかなかったそうだが、兄弟が相続争いをしているそうだ。とても小さな土地だし、売ってもたいして価値はなさそうなので、正直もめているとい聞いたとき驚いた。相続争いといえば、資産家のところで起こるものと思っていたからだ。しかし、最近は財産が少なくても揉めるケースが多いそうだ。特に残された財産が土地のみの場合に揉めるケースが多いそうだ。

おじいちゃんは、数年前までは弟一家と同居していたそうだ。しかしおじいちゃんは痴呆が始まってすぐに老人ホームに入っていたらしい。老人ホームの費用を出していたのは長男だとか。おじいちゃんが老人ホームに入ってからも次男一家はおじいちゃんの家に住み続けていた。

ずっと住み続けた家にこのまま住みたいと言う次男だが、家賃はなしで住み続けていたし、一方長男は自分でマイホームを購入し、老人ホームの費用まで出したのに、次男が全て土地を相続するのはおかしいと言っているそうだ。長男は土地は渡すからせめて現金をよこせと言っているそうだが、次男は長男に渡すお金などないそうだ。

現在弁護士を交えての相続争いをしているそうだが、我が家も他人ごとではない。早いうちから家族で話をしておいたほうが良さそうだ。