熟年離婚の財産分与

この前幼馴染の両親が離婚したことを書いたが、母がそのおばさんとバッタリ会って色々と話を聞いてきたようだ。

離婚がなかなか進まなかったのは、おじさんが離婚をなかなか了承しなかったのもあるが、財産分与でかなりもめたそうだ。こんなに大変なら離婚するのをやめようかと思ったらしい。土地と建物、退職金、夫婦の預貯金等々かなり細かく分けなければならず、話し合いでは解決できず弁護士さんに入ってもらったそうだ。ちなみに結婚前から持っていた財産は財産分与の対象にはならないそうだ。たとえば、結婚前に夫が購入したマンションで長年結婚生活を送った場合はどんなに奥さんが管理していたとはいえ、マンションは夫のものになるそうだ。結婚後に購入したマンションであれば、共同財産とみなされ、財産分与の対象になる。

ようやく離婚に至った今、おばさんはとても生き生きとしていて以前より若返って綺麗になっていたそうだ。たまにおじさんと会ったり家族で食事をすることがあるようで、離婚後のほうが仲良くできているそうだ。また復縁の可能性はあるのか聞いたら、「それはあり得ない。たまに会うからいいのよ。それに最近仲の良い男性ができたの」と答えていたらしい。母は少し羨ましいと思ったそうだ。