逸失利益って?

交通事故による示談金についてネットで調べていたら「逸失利益」という聞きなれない言葉があったので調べてみた。

「逸失利益」というのは交通事故により後遺障害の残ってしまった人や死亡してしまった人に払われるもので、被害者の将来得られたはずの収入などを補償することらしい。「得べかりし利益」「消極的損害」ともいうそうだ。保険用語というのは素人には本当にわからないものばかりだ。もう少し分かりやすい言葉を使ってほしい。

その逸失利益には計算方法があるそうだ。後遺症の場合は「年収×労働能力喪失率×労働能力喪失期間に対応するライプニッツ係数」だそうだ。労働能力喪失率とは損失する労働能力の割合のことだそうだ。労働能力喪失期間に対応するライプニッツ係数とは将来受け取るはずの金銭を前倒しで受けたるために得られた利益を控除するために使う係数のことだそうだ。

死亡の場合はそれに生存していたら食費などで消費する分を差し引くらしい。独身の場合は50%、家族がいる場合は30~40%で計算するそうだ。

しかしこの逸失利益はなかなか補償して貰うことができないそうだ。素人はこのような補償があることすら知らないのだから、やはり交通事故で後遺症が残ってしまったときなどは、弁護士に相談したほうが良さそうだとつくづく思ってしまった。