モラハラ夫

モラルハラスメントとは、言葉や態度で相手の心を傷つける精神的暴力です。外面は良いけど、家庭内では妻や子供を自分の支配下におき、精神的に追い込んだり、仕事のストレスの捌け口にするのです。


多くの場合、加害者側に「相手を傷つけている」という自覚はありません。

自分はいつも正しいことを言っていると考えているからです。

そして、モラルハラスメントは肉体的な暴力と違って表面に出にくく、周りに理解されにくいという問題があります。


モラハラの被害を受けている妻が離婚を決意した場合、慎重に事を運ぶ必要があります。相当なエネルギーと時間がかかります。

モラハラ夫は、ころころと態度を変えたり、平気で嘘をついたりして、妻を混乱させ自分が優位に立とうとします。
離婚の調停ではモラハラ夫は、外面が大変良いため、調停委員に好印象を与える場合が多いです。

理解の浅い調停委員が夫の味方となり、被害者の妻を説得する二次被害も考えられます。

モラハラ夫との離婚は、なるべく相手と直接接触しないですむように、第三者に相談するべきです。

弁護士にお願いするのが一番確実でしょう。

弁護士は交渉のプロですし、モラハラ夫との交渉術を心得ているからです。

それからモラハラ夫は権威に弱いため、弁護士という社会的な地位が高い人には強くでれないものです。