妻からのDV

以前は夫婦間のDVは、そのほとんどが夫から妻へのものでした。

 

しかし最近では妻からのDVに耐える夫の実態が浮き彫りになってきています。


結婚生活において女性が主導権を握った場合、よい意味のかかあ天下であれば問題ないのですが、言葉や態度で威圧し支配をする、間違った主導権の握り方をする女性がいます。

無視したり冷淡な態度を取り続けることで服従を強い、やがて夫はどんなときも妻の顔色を伺い、逆らえなくなっていくのです。


「甲斐性なし」「稼ぎが悪い」などの言葉の暴力や、気に入らないことがあると、突如として泣き喚いたり、ものを壊したり、あるいは暴力をふるったり。

女性のDVの場合、日常生活の中でじりじりと追い詰めていく方法が取られやすいのです。


そして男性側に「女性は力が弱いからやり返してはいけない」という倫理観があるため、暴力を受けても我慢し続け、被害を深刻化させてしまいます。


男性は他人に弱みをさらけ出すことが苦手です。

妻からのDVも、男の沽券にかかわると、誰にも相談できない場合が多いのです。しかしそれでは何も変わりません。

時には「自分にも考えがある」と離婚の選択もありうることを態度で示し、自分の主張をはっきりすることです。実際に専門家に相談に行くのも、現状を打破するために必要なことです。