友達が交通事故に逢って学んだこと

■被害者は自分で損害賠償の請求をしなくてはいけません
交通事故で被害者になってしまった場合は、加害者や保険会社に任せておくだけではなかなか満足のいく解決はしません。自分は被害者なのだから、黙っていても十分に補償が受けられると考えていてはいけません。中には、被害者救済のために熱心に対応してくれる方もいますが、黙っていたら十分な補償をされずに終わらされてしまうと考えた方がいいでしょう。

被害に遭って大変な時期に、「損害賠償の問題まで自分でするなんて!」と思われるでしょうが、自分で何とかしない限りは十分な補償は受けられないのが現状といっても過言ではありません。

被害者が十分な補償を受けられる方法とは? 

■自分自身で妥当な損害賠償額を知る必要があります
交通事故の被害者が加害者に対して事故による損害を賠償してもらう際は、ほとんどのケースが保険会社の担当者に言われるがままの支払いを受けているのが現状です。
というのも、ほとんどのケースで被害者側はその金額が妥当な損害賠償額であるかの判断がつかない方が多いというのが挙げられます。つまり、ある程度の賠償金を貰えて、しかもその金額がよほど低すぎるわけでもない場合は、たいていの被害者は納得して示談書(もしくは免責証書)に押印してしまうのです。

仮に、損害賠償の額が多大な額に及ぶような大きな事故であった場合、損害賠償額の算定はより難しいものになり、一般の方では妥当な損害賠償額かわからなくなります。ですから保険会社に言われるがままに示談してはいけません。